庭木のことでよくあるご近所トラブルとその対策方法
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お庭を彩ってくれる樹木もちゃんとお手入れしないと様々なトラブルをつくる原因になってしまいます。
よくお話をいただくのが、樹木が成長して敷地から越境してしまうトラブルです。
敷地に侵入してくると自分の庭木でないのに、枝や葉が落ちてくるので、あまり気分がよくありませんよね?
ご近所関係もありますから、なるべくトラブルを避けたいものです。
そこで本記事では、庭木のことでよく発生するトラブルとその回避方法について解説いたします。
目次
庭木のことでよく発生するご近所トラブル
庭木が敷地から越境している
最も多い事例が「庭木の越境によるトラブル」です。
木の枝が敷地内に侵入してくると自分の領域が侵害されているような気持ちにさせてしまうかもしれません。
また、どんなにお庭をお手入れしていてもお隣の樹木の枝が越境してくれば景観が乱れます。
枝によってお隣の方が怪我してしまったり、車を傷つけたりする恐れもあります。
道路まで越境した草や枝が通行を妨げる
トラブルはなにもお隣だけで起きるわけではありません。
道路まで枝葉が越境している場合は、そこを通る人や車などの通行を妨げてしまいます。
曲がり角にあると視認性も悪くなってしまい、その道路を利用している方から苦情が入る可能性があります。
景観の乱れにもなりますので、周辺との調和がとれるように定期的にお手入れすることが大切です。
落ち葉や枝がお隣の敷地に入る
樹木がお隣の敷地まで越境すると枝や葉が落ちてきます。
風でお隣から少量の葉などが飛んできたくらいならお互い様なところがありますので、トラブルになる可能性は低いでしょう。
ですが、敷地に侵入してきて、その周辺に落ち葉や枝が落ちていれば話が変わってきます。
なによりもお隣の方にお掃除の手間をかけてしまいます。
建物に被害を与えてしまう
越境した敷地の建物に枝や葉がかかると傷や汚れなど被害を与えてしまいます。
雨樋では落ち葉などが入り込むとうまく排水することができなくなり、水漏れを起こす可能性があります。
また、植物に触れる環境はコケが繁殖しやすくなります。
水気を帯びたところではシロアリを寄せ付ける原因にもなりますので、もし樹木が腐食を起こしている場合は要注意です。
根が成長して敷地の境界を越えている
木の成長が著しく、根がお隣の敷地にまで越境してくることがあります。
根の力はとても強く、根を通る上に塀など構造物があると突き上げてしまったり、突き破ったりするなどの被害が発生する可能性があります。
虫や鳥を寄せ付けてしまう
木や草などが生い茂ると虫を寄せ付けます。
夏の季節では水気を帯びた状態だと蚊が集まってきますので、お隣の方にとっては厄介かもしれません。
また、鳥を寄せ付ける原因にもなっていますのでご注意ください。
鳥が集まると羽や糞でまわりを汚してしまったり、悪臭、鳥の鳴き声による騒音などのトラブルが発生します。
木の成長をそのまま放っておくと様々なトラブルを起こす可能性があります。こちらのページでご説明しておりますので、良ければご一緒にご覧ください。
庭木によるご近所トラブルを防ぐ対策
庭木や生垣などの植栽はこまめにお手入れをする
庭木や生垣など植物は成長するものですので、生い茂ってしまわないようにこまめにお手入れすることが大切です。
お手入れの基本が剪定です。
剪定とは植物の状態を保つために混み合った枝を切り落として通気や樹形を整える作業のことです。
剪定を行うことで樹木の状態を保ち、菌や害虫の発生も防ぐことができます。
落ち葉や枝がお隣の敷地に落ちてしまうトラブルも剪定を行なっていれば問題ありません。
庭木のお手入れ方法についてはこちらのページをご覧ください。
鳥よけグッズで対策
剪定を行なっていれば鳥も集まりにくくなりますが、それでも解決しない場合は、鳥よけグッズを利用してみるのも一つの方法です。
鳥よけグッズはホームセンターやネットショッピングで購入することができます。
もし鳥の巣にヒナがいる場合は、勝手に撤去すると法律に触れてしまうのでご注意ください。
鳥獣保護法により鳥の巣にヒナや卵がある場合、勝手に撤去すると1年以上の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
巣を撤去したくてもヒナが巣立つまで待たなければなりませんので、このような問題にあわないためにもしっかりと剪定などお手入れをして鳥が集まらないように対策しておきましょう。
伐採や伐根を行う
お手入れが大変と感じている方は、いっそのこと伐採や伐根を行うことも一つの方法です。
伐採と伐根は、幹や根を撤去するか(伐根)、残すか(伐採)の違いです。
木の大きさによっては重機を入れる場合もあります。
伐根では木そのものがなくなってしまうので、木の撤去をお考えでしたら家族とよく話し合ってどうするか決めましょう。
伐採や伐根についてはこちらのページをご覧ください。
お庭のことなら埼玉植木屋本舗におまかせください!
ここまで庭木によるトラブルについてお伝えしてきました。
植物は生き物ですので、景観や状態を保つために定期的にお手入れが必ず必要になります。
中〜高木は脚立など高所作業になり転落や転倒の危険性があります。
事故になってしまったら大変ですので、庭木のお手入れならぜひプロにおまかせください。
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