病害虫に侵されにくい庭づくりを解説 - 植木剪定、造園、樹木伐採、草刈り、植栽管理 埼玉県熊谷市 埼玉植木屋本舗

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病害虫に侵されにくい庭づくりを解説

投稿日:2025/04/30
病害虫に侵されにくい庭づくりを解説

庭を彩る大切な樹木も定期的にお手入れしなければ健康を保つことができません。

また、樹木を脅かす害虫についても適切な対応をとる必要があります。

本日は庭木の健康管理に必須な剪定のコツや共生する虫たちとの付き合い方と病害虫に侵されにくい庭づくりについてお話しさせていただきます。

庭木の健康管理に必須な剪定のコツ

病害虫に侵されにくい庭づくりを解説

剪定は大切な木の状態を守る大事なお手入れ。剪定の目的は「樹形を整える」「適度な大きさを保つ」「多くの花を咲かせる」などがあります。剪定は難しいと思われがちですが、切り落としす対象の枝は共通しています。不要な枝を覚えておくとほとんどの樹木に応用できます。

【不要な枝】

・徒長枝(とちょうし)

・車枝(くるまえだ)

・平行枝(へいこうし)

・交差枝(こうさし)

・立ち枝

・内向枝(ないこうし)

・幹吹き

・下がり枝

・枯れ枝

・ひこばえ

不要な枝についてはこちらのページでご紹介しております。

 

庭木はどうやって剪定する?剪定の種類と剪定の流れ

樹木は主枝から生える「主幹」、枝の中から芽がつく「節」からなり、樹冠からはみ出した枝を切ることが剪定の基本。

必要な枝と残す枝を的確に判断できることが剪定のコツです。剪定のコツを目的別に表にまとめましたのでご参考にしてください。

目的 剪定のコツ NG
大きさや形を整える ・理想的な樹冠からはみ出る枝を切る ・切った枝は元に戻らないため、無計画に剪定しない
多くの花を楽しむ ・徒長枝など余計に養分が必要な枝数を減らす

・混み合った部分を整えて日当たりや風とおしをよくする

・太くて短い枝は基本的に残す

・樹種により側枝を増やすために主枝を枝の途中で切るのも有効

・花芽のついている枝を切ると花の数が減る
多くの実を収穫する ・徒長枝など余計に養分が必要な枝数を減らす

・混み合った部分を整えて日当たりや風とおしをよくする

・太くて短い枝は基本的に残す

・樹種により側枝を増やすために主枝を枝の途中で切るのも有効

花芽のついている枝を切ると実の数が減る・
ひとつの実を充実させる ・徒長枝など余計に養分が必要な枝数を減らす

・太くて短い枝は基本的に残す

・実が多くついている場合は数を限定する

・実をたくさんつけたままにしたり、葉の数が極端に少なくなったりすると実が大きくならない
樹木の健康を維持する ・混み合った部分を整えて日当たりや風とおしをよくする

・咲き終わった花は早めに取り除く

・枝葉が混み合うと病害虫に侵されやすくなる
美しい樹木の姿を楽しむ ・理想的な樹冠からはみ出る枝を切る

・咲き終わった花は早めに取り除く

・立ち枝など外へ向かう枝の流れに反する枝を切る

・主幹や主枝の枝ぶりを楽しみたい場合は側枝や葉の数を減らす

・先終わった花を放っておかない

 

剪定の種類

病害虫に侵されにくい庭づくりを解説

剪定の種類はこちらがあります。

・間引き剪定

・切り戻し剪定

・透かし剪定

・刈り込み剪定

それぞれ目的や選定方法が異なるため、剪定を行う際に使い分けてください。

それでは各剪定についてご説明します。

間引き剪定

枝を間引く剪定を文字通り「間引き剪定」といいます。枝数が多くなるとその分だけ養分が必要になり花つきや実つきが悪くなります。間引き剪定を行い日当たりや風とおしをよくし、全体に養分を行き渡らせます。

切り戻し剪定

枝を途中で切り、その部分から新しい枝を出させる剪定を「切り戻し剪定」と言います。大きさや形を整えるときに行うのが主ですが、古い枝から新しい枝に切り替えて「樹勢を回復する」「花芽を増やす」などの効果もあります。

透かし剪定

樹形を保ちつつ一部の枝を切り取る剪定を「透かし剪定」といいます。間引き剪定や切り戻し剪定とは異なり、仕上がりを指し、「大透かし」「中透かし」「小透かし」の3段階に分けられています。

剪定についてはこちらのページもご参考にしてください。

 

樹木の剪定方法 樹木の枝の切り方と剪定に必要な道具

剪定道具の使い方を解説!

刈り込み剪定

刈り込みバサミを使った剪定を「刈り込み剪定」といいます。生垣によく行われる剪定方法で、枝をまとめて切ることができます。短い時間で仕上げることができるメリットがあり、萌芽力が強く、枝をよく伸ばす樹木に向いた剪定方法です。

刈り込み刈り込みについてはこちらのページでもご紹介しております。

 

刈り込みとは?仕立てもののタイプと生垣の刈り込みについて解説

病害虫に侵されない庭の環境づくり

病害虫に侵されにくい庭づくりを解説

剪定は樹形を保ち、病害虫に侵されにくくなります。定期的なお手入れが木の健康を守りますが、自然な環境の庭づくりも木々の健康管理につながります

とくに気になるのが虫たちとの付き合い方です。一般的に害虫と呼ばれるのは人間にとって都合の悪い虫のこと。庭木を食害したり、人間に害を与えたりする虫は害虫と呼ばれています。また、気持ち悪いといった不快感を与える虫は「不快害虫」とも呼ばれています。

それではすべての虫が弊害となるのかというと、実は害虫を食べてくれる虫もいいます。こういった役立ってくれる虫は「益虫」と呼んでいます。落ち葉を食べて分解してくれるダンゴムシ、アブラムシやカイガラムシ、うどんこ病菌などを食べてくれるてんとう虫、ヤブカなどを捕獲してくれるジョロウグモなどは益虫とされていますが、それも不快害虫として駆除されてしまうこともあります。

大切なことはすべての虫が害を与えるわけではないこと。実は庭の木々が自然で健康であれば病害虫の発生はかなり予防できます。農薬で害虫を根絶しようとするのは無理があり、環境への負担が生じ、かえって害虫を増やす可能性があります。

活力剤は散布すると葉面の微生物活動が活性化して葉面微生物や共生菌の拮抗作用により病害虫を予防、光合成などの生命活動が活発になり葉の健康を促進させることができます。当店では消毒など植栽管理全般を承っておりますので、庭木の管理や庭の環境などでお悩みでしたらお気軽にご相談ください。お客様のお力になれるように最善を尽くし、大切なお庭の改善に努めさせていただきます!

 

病害虫や消毒などについてはこちらのページでご紹介しております。

 

大事な植物のお手入れに!庭木の消毒の必要性と消毒をした方がいい時期

植物に発生しやすい害虫の被害と対策

植物にかかる病気の予防と対策を解説!

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