樹木の剪定方法 樹木の枝の切り方と剪定に必要な道具 - 植木剪定、造園、樹木伐採、草刈り、植栽管理 埼玉県熊谷市 埼玉植木屋本舗

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樹木の剪定方法 樹木の枝の切り方と剪定に必要な道具

投稿日:2024/02/28
樹木の剪定方法 樹木の枝の切り方と剪定に必要な道具

大切な樹木の樹形を保つには、適切な時期に剪定を行うことが大事です。

剪定を行う上で大事なことは、完成した樹形をイメージしながら切ること。

また、枝を切るときは、ただやみくもに切ってしまうと樹形が乱れるばかりか、病原菌に侵されて木を枯らしてしまう恐れがあります。

大切な樹木をきれいに見せ、長く維持していくためにも、正しい剪定方法を知ることが大切です。

剪定作業は基本的にプロの業者に任せていただきたいのですが、お施主様ご自身も剪定方法を知っておくとなにかと役立つかと思います。

本記事では剪定する上でどのように枝を切ればいいのかなどについて解説したいと思います。

【どの枝を切ればいい?】

樹木の剪定方法 樹木の枝の切り方と剪定に必要な道具

まず、枝の切り方をお伝えする前にどの枝を切ればいいかをご説明いたします。

剪定する際は、枯れ枝や内向枝(木の中に向かって伸びている枝)、徒長枝(上に向かって伸びる枝)、平行枝(太さや長さがほぼ同じで平行に伸びる枝)などの不要枝を切り落とします。

車枝(一つのところに複数の枝が出る枝)は2〜3本の枝を残して付け根から切り落とします。

さらに不要枝を落としながら混み合った部分を透いていきます

枝を切りすぎて枝葉が薄くならないように注意する必要はありますが、剪定しすぎたとしてもその部分があいて日当たりが良くなり、付近に新しい芽が吹いてきます。

剪定しすぎても自然に塞がっていきますので、あまり気にしなくても大丈夫です

不要枝の種類については下のページでご紹介しておりますので、良ければご参考にしてください。

庭木はどうやって剪定する?剪定の種類と剪定の流れ

【剪定に必要な道具】

樹木の剪定方法 樹木の枝の切り方と剪定に必要な道具

剪定するために必要な道具はこちらです。

  • 剪定バサミ
  • 木バサミ
  • 剪定用ノコギリ
  • 園芸用の手袋
  • 脚立

 

【剪定バサミ】

庭木の剪定をするときの必需品。

太さ2cm程度の枝を切るときに使用。

自分の手に合うものを選ぶことが大切です。

【木バサミ】

剪定バサミでは切りにくい枝先の細い枝を切る時に使用します。

また、刈り込みバサミで刈り込んだ後の細かな仕上げにも使います。

【剪定用ノコギリ】

剪定バサミでは切れない太い枝を切るときに使用します。

刃の長さは30cmほどが一般的です。

【脚立・手袋】

高いところの枝を切るときに脚立が必要です。

トゲが刺さらないように手袋で手を守りましょう。

手袋は園芸用がおすすめです。

【剪定バサミを選ぶポイント】

樹木の剪定方法 樹木の枝の切り方と剪定に必要な道具

剪定バサミといっても使い勝手はそれぞれ違います。

やはり使い勝手を重視するなら切れ味のいいものを選ぶべきでしょう。

そこで注意しなければならないのが、あまりに安い価格のものを選ばないということす。

切れ味は鋼の硬さで変わってきます。

多少値段が高くても長く使えれば高い買い物ではなくなります。

あまりに高価なものを購入する必要はありませんので、ホームセンターなどで実際に手に取って自分に合うものを買いましょう。

また、剪定バサミは手の大きさにあったものを選ぶことが大切です。

手に合わない大きな剪定バサミを選んでしまうと使っていて疲れてしまいます。

大きさは、180mm200mm230mmなどが一般的です。

【枝の切り方】

樹木の剪定方法 樹木の枝の切り方と剪定に必要な道具

枝を切るときは、内側からハサミを入れるのが基本です。

樹形を整えたいという気持ちが強く出てしまうかもしれませんが、木の輪郭から切ろうとするとどうしても樹形がかたくなってしまいます

自然な樹形にしたい場合は、枯れ枝や先ほどの不要枝を切れば基本的にやわらかく自然な形になります。

また、枝を切るときは芽吹く方向にも注意が必要です。

芽には「外芽」「内芽」があります。

内芽は内側に枝が伸びる(内向枝)可能性が高いですので、枝を切るときは外芽の上5mmほどで切るのが基本となります。

「さぁ枝を切ろう!」とハサミを構えるものの、どの角度で枝を切ればいいのか分からない、なんてこともあるかと思います。

枝を切る角度はいろいろな考え方があるのですが、通常は枝に対して直角に切るもの。ですが、木をきれいに見せるプロの技もあります。

それは「目線よりも上の枝は、切り口が斜め上に向くように」「目線よりも下の枝は、斜め下に切り口が向くように」することです。

こうすることで木を見たときに切り口が目立たなくなります。

一つ注意点があり、それは切り口の位置が地面と水平にならないようにすることです。

地面と水平の位置に切り口がきてしまうと、切り口が真上を向いて雨水が溜まりやすくなり、病原菌が入って枝を枯らしてしまう可能性があります。

切り口の位置は「目線の上にある枝は斜め上」「目線が下にある枝は斜め下」がポイントです。

枝を切るか迷った場合は、そのまま枝を残すのがセオリーです。

なぜなら枝を残しておけば次の剪定時期にどのように枝振りすればいいか改めて判断できるからです。

切った枝は元に戻りません。

切りすぎてしまうことが一番避けなければなりませんから、もし、枝を切るか迷ったときは、そのまま残しておきましょう。

庭木の剪定時期は?冬の剪定が向いている庭木をご紹介

【まとめ】

いかがでしたか?

庭木のお手入れは自分でやる方もいらっしゃいます。

ですが、自分でやるにしてもどのように樹形を整えるか剪定方法を知らなければなりません。

むやみに枝を切っていたら樹形が乱れるだけでなく、病原菌に侵されて樹木の状態を悪くさせてしまう恐れもあります。

庭木のお手入れは、できればプロの業者にまかせていただきたいと思っております。

プロは樹木の将来のことも考えて剪定をします。

当店は作業から作業で発生した枝葉の処分まで対応しておりますので、庭木のことでお困りのことがございましたら、ぜひ埼玉植木屋本舗におまかせください!

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