庭のテイストの種類・樹木と草花の組み合わせ方・庭木の選び方を解説!
すてきな庭で過ごす時間は何ものにも代え難いですよね?
これから庭づくりを始めようと考えている方は、どんな雰囲気の庭をイメージしていますか?
すてきな庭をつくるには大事なポイントがあります。
本記事では「庭のテイストの種類」「樹木と草花の組み合わせ方」「庭木の選び方」について庭づくりの大事なポイントを解説いたします!
目次
庭づくりのポイントは具体的なイメージを持つこと!
「すてきな庭にしたい」
「自然を感じられる雰囲気にしたい」
きっと理想にしているイメージがあるかと思います。
庭づくりをするポイントの一つが、理想にしている庭のイメージを具体的にすること。
好きな庭、好きな風景を見たり、調べたりして庭のイメージを固めておきましょう。
一つ押さえておきたいのが、ゼロから想像するのではなく、「既存の庭を真似すること」がポイントです。
「真似する」というとネガティブな印象を受けるかもしれませんが、すでにあるものを参考にすることも大切です。
今あるものを参考にし、そこから自分の好みに調整して手を加えてみましょう。
庭は建物との関係も大切です。
例えば和風の日本家屋に洋風の庭はバランスが悪いですよね?
やはり和風の日本家屋なら和風の庭づくりがぴったりです。
庭木一つで雰囲気はガラッと変わります。
建物のテイストのことも考えて、それに見合う資材や庭木を用意してすてきな庭をつくりましょう!
庭のテイストはどんな種類がある?
「庭のテイストってどんな種類があるんだろう?」
こんな疑問はありませんか?
庭のテイストにはたくさん種類がありますが、こちらでは、
・和風
・洋風
・自然風
の3つに大別してご紹介いたします。
和風
和風には、
・純和風の門構え
・枯山水
などがあります。
立派な門を構えている日本家屋ならマツやカシなど伝統ある庭木がよく似合います。
枯山水は日本庭園の様式の一つ。石などで水を表現し、自然の景観を庭に取り入れる特徴があります。
洋風
洋風ならこちらがよく見られるテイストではないでしょうか?
・イングリッシュガーデン
・ローズガーデン
イングリッシュガーデンとは、イギリスで18〜19世紀に確立された庭園様式。自然本来の持つ美しさを活かし、人の手をあまり加えない自然な庭づくりが特徴です。草花が特に重要でして、高木や中木を所々に配置し、草花で変化をつけます。
ローズガーデンは人気のあるバラの庭。バラに合う葉ものや色合いの違うクレマチスなどの蔓植物を取り入れると、バラをより美しく見せることができます。
自然風
高木〜中木〜低木、草花をバランスよく植えて雑木林風に見立てることで、自然な景観の庭にできます。葉の形や色が微妙に違う植物を選ぶことで、アクセントに入る花を引き立たせることができます。
また、あえて日陰をつくるのも雰囲気があっておすすめです。日陰になるところは、耐陰性のある植物を使うのが基本。葉の色の違う植物を植えると自然に動きが出て飽きのこない庭になります。
庭づくりのテイストについてはこちらのページでもご紹介しておりますので、良ければご参考にしてください。
「カラフルな葉が中心のカラーリーフガーデンの魅力!作り方やおすすめの植物は?」
「ボーダーガーデンって?おすすめの植物や作るポイントも調査!」
樹木と草花の組み合わせ方
樹木と草花の組み合わせはこちらの2つがポイント。
・高木と低木・草花の組み合わせ
・高木と中木・低木、草花の組み合わせ
雑木林や野山、森では、高木が林や森を形づくり、その下に低〜中木、草花が生育しています。
庭づくりも樹木や草花の配置が大事です。
高木を配置してから低〜中木、草花を配置する、これを階層構成といいます。
2つの組み合わせの特徴はこちらになります。
高木と低木・草花の組み合わせ
高木の下に低木・草花で構成されます。
空間に広がりが出て、明るくしたい場合や狭い場所にぴったりです。
高木は樹木の下に光が届くように葉が密に茂りすぎないようにすることがポイント。
低木や草花はできるだけ樹高が低いものを選ぶことで広い空間を確保できます。
高木と中木・低木の組み合わせ
高木の下に中木〜低木、草花で構成されます。
より自然に近い植栽になりますが、密になりすぎると見た目だけでなく、病害虫が発生する可能性があります。
草花は日当たりが悪くなるため、耐陰性の強い植物を選びましょう。
この組み合わせは防音や防風の効果もあります。
庭木の選び方
最後に庭木の選び方をご紹介します。
庭木の選び方には、「日ざしを和らげる実用面」や「花や果実などの見た目」などを考えていきます。
落葉樹は夏の暑い日ざしを遮り、冬の落葉期では暖かい日ざしを室内に取り込むことができ、自然を取り込む環境づくりに一役買っています。
また、常緑樹では一年中葉を茂らせ、それが目隠しとして利用できます。
果実を実らせる花木は食用や見た目を楽しむだけでなく、庭に野鳥を集めることもできます。
このように庭木は実用面や見た目を考え、庭の雰囲気に合うものを選びましょう。
まとめ
いかがでしたか?
庭づくりの最初の一歩は、どんな庭にしたいか具体的にイメージすること。
いきなりゼロからイメージするのではなく、既存の庭を真似することがとても大切です。
樹木や草花を配置するやり方もありますので、こちらのポイントも押さえてすてきな庭づくりを実現させましょう!
当店ではお庭のどんな小さなお困りごとも承っております。
もし、なにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください!
“mu”