刈り込みとは?仕立てもののタイプと生垣の刈り込みについて解説 - 植木剪定、造園、樹木伐採、草刈り、植栽管理 埼玉県熊谷市 埼玉植木屋本舗

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刈り込みとは?仕立てもののタイプと生垣の刈り込みについて解説

投稿日:2024/10/31 更新日:2024/11/01
刈り込みとは?仕立てもののタイプと生垣の刈り込みについて解説

刈り込みしているところを見ると剪定とどう違うのだろう?と思いませんか?

似ているように見えますが、ちゃんと違う目的があります。

刈り込みは樹木の形を整えることが主な目的です。

生垣などの仕立てものでは、よく刈り込みで行われます。

本日は、刈り込みと剪定の違いや仕立てもののタイプ、生垣を刈り込む流れなどを解説いたします。

刈り込みとは?

刈り込みとは?仕立てもののタイプと生垣の刈り込みについて解説

剪定と刈り込み、どちらも似ている感じですが、

剪定は枝を選別しながら枝を切り、樹形を整えたり、風通しをよくしたりして生育状態を保つこと

刈り込みは生垣や玉づくりなど形を整えるために枝を切りそろえること

というふうに分けることができます。

刈り込みは人口的な仕立てでよく用いられます。

仕立てもののタイプ

刈り込みとは?仕立てもののタイプと生垣の刈り込みについて解説

仕立てとは樹木に手を加えて仕上げた最終的な樹形のことです。

樹木の性質や見た目の美しさなどを考慮して仕上げる形をイメージすることが大切です。

刈り込みの仕立てもののタイプはこのような種類があります。

自然樹形

樹木本来の樹形を活かした仕立て方です。

生垣

葉や枝が細かく茂る庭木を垣根として利用します。

外からの視線を遮る目隠しや壁の代わりとして仕立てます。

段づくり

主幹から伸びた枝ごとに段状に枝葉を刈り込むように仕立てます。

日本庭園によく見られる仕立てで、趣のある形が特徴的です。

円柱形

名前の通り円柱のように刈り込んだ仕立て方です。
下から上へと決まった太さの樹冠にします。

円錐形

こちらも名前の通り円錐形に刈り込んだ仕立て方です。
下部を広くとり、先端は細く仕立てるクリスマスツリーを思わせる形です。

株立ち

地面の際から複数の幹が立ち上がり、一つの樹形に形作る仕立て方です。

玉づくり

球状に刈り込むように仕立てます。

玉づくりは主に刈り込みバサミを使って行います。

生垣を刈り込む流れ

刈り込みとは?仕立てもののタイプと生垣の刈り込みについて解説

① 側面を下から上に刈り込む

刈り込みは側面を先に下から上に向かって刈り込みます。

下にある枝を下枝、上にある枝を上枝といいます。

上枝のほうが光を多く受けて成長しやすく、それに代わり下枝は成長しにくい特徴があります。

上枝に比べて下枝は発芽力が低くなるため、切りすぎると枯れてしまいますのでご注意ください。

② 上面を平らに刈り込む〜混みあった枝をすいて風通しをよくする

生垣の高さを水糸で目印をつけてから刈りそろえます。

目隠しが目的なら2m前後がおすすめです。

上部の刈り込みは重要な作業ですので、きれいな直線が出るように刈り込むことが大事です。

刈り込みバサミを使用するときは、向きにご注意ください。

刈り込みバサミは柄に対して刃が反っていて、両面とも使えるようなっています。

刈り込みバサミの刃を生垣に対して水平に当てて、飛び出した枝や葉を刈り込んで表面を平らに仕上げます。

最後に混み合った枝を剪定バサミで切って風通しをよくします。

枝が混み合うと光が届きにくくなり、風通しも悪くなります。

害虫や病気が発生する原因となりますので、枝をすいて風通しをよくしてください。

剪定や刈り込みに必要な道具と使い方

細い枝から太い枝まで切ることができる剪定バサミ

刈り込みとは?仕立てもののタイプと生垣の刈り込みについて解説

細い枝から2〜3cm程度の太めの枝まで切ることができます。

細かい作業いは向きませんが、剪定でよく使います。

剪定バサミはサイズに種類がありますので、自分の手に合うか実際に握ってみることをおすすめします。

剪定バサミは受け刃と切り刃があります。

剪定バサミの使い方は、細く湾曲している受け刃で枝を固定し、幅の広い切り刃を押し上げるようにして枝を切り落とします。

あいている手で軽く枝を押し下げるようにすると力を入れずに切りやすいです。

仕立てによく使う刈り込みバサミ

刈り込みとは?仕立てもののタイプと生垣の刈り込みについて解説

玉づくりなどの仕立て物や生垣の刈り込みなど広い面を刈るときに使います。

刈り込みバサミには表と裏があり、刈り込みバサミの柄に対して刃が上向きにカーブしている状態を表、刃先が下向きになる状態を裏といいます。

生垣などの平面を刈るときは、刈り込みバサミを表にして生垣表面と刃が水平になるように当てて刈ります。

玉づくりなどの曲線を切りたいときは刈り込みバサミを裏にして使うときれいに曲線を刈り込めます。

刈り込みバサミは柄の真ん中くらいを持ち、長い柄を重りのように使うと疲れにくいです。

刈り込みバサミも大きさや重さの違うものがいくつもありますので、実際に手にして自分に合うものをお選びください。

剪定道具についてはこちらのページでもご紹介しておりますので、ぜひこちらもご参考にしてください。

剪定道具の使い方を解説!

樹木の剪定方法 樹木の枝の切り方と剪定に必要な道具

まとめ

刈り込みは剪定とは違って刈り込みバサミを使って多くの枝を切ります。

形を整えることが目的にありますが、実際に刈り込みをしようとなると、思っているよりもうまくいかないものです。

きれいに仕上げるには、やはりプロにおまかせいただきたいと思っております。

当店でも植木の剪定や生垣の刈り込みを承っておりますので、お庭のことでなにかお困りのことがありましたら、ぜひ当店にお任せください!

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