外壁のツタは良い?悪い?メリットとデメリットを解説!
外壁にツタを張り巡らせるのは、オシャレな雰囲気があって良いですよね。
ただ、外壁にツタを生やすのは、良い部分と良くない部分があります。
もしもお住まいの外壁をツタで彩ろうと考えているなら、あらかじめメリットとデメリットの両方を確認しておくのがおすすめです。
この記事では、外壁のツタのメリットとデメリットの他、ツタを除去する際の方法や費用についてもお伝えします!
目次
外壁にツタを生やす方法
まずは、外壁にツタを生やす方法から見ていきましょう。
レンガの壁にツタを生やす場合は、アイビーなどのツタを地面に植え、つるが伸びてきたら木などをさして壁や窓の方に誘導しましょう。
また、外壁を塗装する予定がある場合は、外壁の周りにワイヤーを設置し、ワイヤーにツタが絡むように誘導すればOKです。
弊社では、お手入れのしやすいグリーンカーテンの設置なども行わせていただきますので、お気軽にご相談ください!
外壁のツタのメリット
まずは、外壁にツタを生やすことのメリットについて見ていきましょう。
外壁にツタを生やすことには、以下のようなメリットがあります。
グリーンカーテンとしての断熱効果
外壁にツタを生やすことで、グリーンカーテンのような断熱効果が期待できます。
グリーンカーテンというのは、ツタのようなつる性の植物を外壁に張り巡らせることにより、日光を遮り、建物内の気温が上昇するのを防ぐ方法です。
また、ツタが水を吸い上げ、葉から蒸発させる蒸散作用によっても、周囲の温度を下げる効果が期待できます。
見た目がオシャレで癒やしになる
ツタを外壁に生やすことによって、見た目が欧米風のオシャレな印象になります。
また、ツタは目にも優しいので、住んでいる人だけではなく、通りがかった人にも癒やしをあたえてくれるはずです。
冷暖房費の節約に繋がる
ツタなどの植物を外壁に張り巡らせることで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
そのため、冷暖房費の節約効果が期待できます。
近年は電気代の高騰なども問題になっているので、冷暖房費を節約できることは大きなメリットです。
補助金が出ることがある
すべての自治体ではありませんが、ツタによるグリーンカーテンを設置することによって、補助金が出ることがあります。
補助金の額も自治体によってさまざまですが、ツタを生やす際にはそれほどのお金はかからないので、補助金は嬉しいポイント。
詳しいことは、お住まいの自治体に問い合わせてみてください。
外壁のツタのデメリット
外壁にツタを生やすことのデメリットについても見ていきましょう。
外壁にツタを生やすことのデメリットには、以下のものがあります。
ツタの繁殖力が強すぎる
ツタはかなり繁殖力の強い植物で、放っておくと、外壁どころか窓もすべてツタに覆われてしまう可能性があります。
そのため、定期的にツタを邪魔にならない方向へ誘導したり、繁殖しすぎた場合は剪定したりというメンテナンスが必要です。
外壁やコーキングに傷が付く可能性がある
ツタは外壁のひび割れ部分やコーキング部分に食い込み、入り込んでしまう可能性もあります。
外壁のひび割れ部分からツタが入り込めば、ひび割れがさらに大きくなってしまう可能性もあります。
また、コーキングに食い込めば、そこから水が入り込み、雨漏りが発生してしまう原因にもなります。
枯れ葉で排水口が詰まる
ツタは当然のことながら植物なので、時間が経てば枯れてしまいます。
ツタが枯れる時期には、多くの枯れ葉が落ちることになります。
その枯れ葉が、ベランダなどの排水溝を詰まらせてしまう可能性もあります。
排水口が詰まれば、雨漏りが起こってしまうこともあるので気をつけましょう。
室外機や配管が壊れる可能性がある
ツタが繁殖していく過程で、エアコンの室外機や配管が破損してしまう可能性もあります。
ツタが機械の中に入り込んでしまうと、室外機や給湯器などが壊れてしまうことも。
ツタがこうした室外機や給湯器、配管などに絡みつかないように、日頃からメンテナンスすることが大切です。
害虫が発生する
ツタを生やすことで、害虫が発生する可能性があります。
ツタは生きている植物なので、虫がつくのは仕方の無いことです。
ただ、蜂が巣を作ってしまったり、毒のある虫が発生すると少し厄介です。
また、カメムシのようなにおいの強い虫が大量に発生しても困ります。
生活に支障が出るほどの害虫が発生した場合は、駆除の必要があります。
虫はそれぞれ種類によって駆除の仕方も異なってきますので、自分の手に負えないと思ったら、プロに任せるのが安心です。
害虫が発生してしまった場合は、弊社でも対応が可能ですので、早めにご相談ください!
外壁のツタを除去したい場合は?
外壁のツタを除去したい場合は、以下の方法で行いましょう。
1)ツタにホースなどで水をかけ、ツルなどを柔らかくする
2)草刈り釜やハサミなどを使ってツタを切る
3)外壁を傷めないように気をつけながら、切ったツタを取る
4)ブラシやヘラなどを使い、外壁に残ったツタを取り除く
5)ツタの根を引っこ抜く or 根っこに除草剤を散布する
ツタを外壁から剥がす際には、慎重にしなければ外壁を傷つけてしまう可能性があります。
かなり強力に外壁にツタが食い込んでいる場合などは、素人判断で除去せず、プロに任せたほうが良い場合があります。
外壁のツタの除去をお考えの際は、ぜひ弊社までご相談ください!
外壁のツタは、メリットもあればデメリットもある!
外壁にツタを生やすことのメリットとデメリットについてご紹介してきました。
外壁にツタを生やせば、グリーンカーテンのように、室内の気温が上がりすぎないようにすることができます。
また、見た目にも癒やし効果があるので、特にコンクリートの多い都会などでは、ツタによる癒やし効果も高まるでしょう。
ツタを生やすことのデメリットには、ツタの繁殖力が強すぎるので、窓などを塞いでしまう可能性があることや害虫の発生などがあげられます。
また、ツタは外壁やコーキングに食い込んでしまう可能性もあり、外壁やコーキングを傷つけてしまうことも。
外壁にツタを生やす際には、メリットとデメリットをしっかり確認し、総合的に判断して行うようにしましょう。
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