庭に畑を作りたい!DIYでも可能?プロに任せる?
家庭菜園がブームですが、庭に畑を作って、大根やサツマイモなど、本格的に野菜を育てたいと考える人も多いようです。
庭に畑を作るには、どうすれば良いのでしょう?
DIYでも可能なのでしょうか?
この記事では、庭に畑を作る際に必要な作業や道具、コツなどについて紹介するので、最後まで内容をチェックして下さい!
目次
畑を作るのに必要なもの
まずは、畑を作るために必要なものから見ていきましょう。庭に畑を作るために必要な道具としては、以下のものがあげられます。
鍬、鋤
まず必要なのは、畑ではない土地を耕すために鍬や鋤といった道具です。畑を造成する土地の状態にもよりますが、基本的には自分の使いやすいものを選ぶと良いです。深く土を起こしたい場合は、三つ叉になった鋤がおすすめです。
草刈り鎌
畑を造成しようとする場所に草が生えている場合は、草刈り鎌を用いて根っこから草を引き抜く必要があります。草の根っこが残っていると、野菜の根が伸びるのを阻害されてしまうこともあるので、できるだけ草は抜いておくのがおすすめです。
根っこから草を抜く場合は、草刈り鎌の中でも、ネジリ鎌や草削鎌を使用すると良いでしょう。
シャベル
シャベルは、畑を深く起こしたい場合にあると便利です。大根やニンジンなどの根菜を育てる予定がある場合は、できるだけ深く土を起こしておくのがおすすめです。その場合、鍬や鋤で起こせるだけでは深さが足りない場合があります。
鍬や鋤で耕せる範囲よりも深く耕したい場合は、シャベルでいったん土を深く掘ってから、鋤や鍬で耕すという方法もアリです。
ふるい
土から石やゴミなどを取り除く際に使用します。この時にシャベルやスコップがあると、土をふるいに移す時に使えるので便利です。
土壌改良材
野菜などを育てていなかった土は、いきなり野菜を育てようとしても野菜が育つ土になっていないため、うまく育ちません。まず、土の環境を整えるための土壌改良を行う必要があります。
土壌改良材はさまざまなものが販売されていますが、お庭の畑程度の規模なら家庭菜園用のお手軽なものもあるので、こうしたものを利用すると良いでしょう。
畑を作る時の作業手順
畑を造成するときの作業手順について見ていきましょう。畑を造成する時には、以下の手順で行うとスムーズです。
1.草刈り
土起こしをする前に、まずは草刈りをしてしまいましょう。草は根っこから抜いて下さい。草の根が残っていると、野菜の根っこが伸びなくて、うまく育てないことがあります。また、いったん根っこから草を抜いておけばしばらく生えてこないので、メンテナンスが楽です。
2.土起こし
草刈りが終われば、土を起こしましょう。一から畑を造成する場合は、土がかなり硬くなっているので、少しずつ鋤や鍬、シャベルなどを使って起こしていきます。
3.起こした土の石やゴミを取り除く
土起こしをした土の石やゴミを取り除きましょう。土に石やゴミが混ざっていると、野菜が育ちにくい可能性があります。石やゴミを取り除く際には、ふるいなどを使用すると便利です。
4.土壌改良
土の石やゴミを取り除いたら、土壌改良を行いましょう。家庭用の土壌改良剤を土に混ぜ、水を含ませて数日間おいておきます。
5.畝立て
土壌改良が完了したら、畝立てを行います。畝立てが終わったら、さっそく野菜の種や苗を植えてみましょう!
畑をDIYで作る際に気をつけたいこと
できるだけ日当たりの良い場所を選ぶ
庭に畑を作る場合は、できるだけ日当たりの良い場所を選びましょう。ほとんどの野菜は、太陽の光をたっぷり浴びることでしっかりと育ちます。日当たりが良い場所で育つ野菜には、トマト、キャベツ、なす、サツマイモ、タマネギなどがあります。
もしどうしても日当たりが良くない場所しか畑の造成ができない場合は、日陰で育つ野菜を選びましょう。完全に日陰ではなく、日中に少し日差しが当たる場合は、ジャガイモや小松菜、ほうれん草、アスパラガス、クレソン、フキなどの陰性植物を育てることができます。
除草剤の使用は慎重に行う
畑の造成の際に除草剤を使用するのは慎重に行いましょう。除草剤が畑に残ってしまうと、育った野菜に除草剤の成分が残ってしまうこともあります。
また、除草剤の種類によっては、お子様やペットにはあまり良くないものもあります。風が強い日などの場合、ご近所に除草剤が飛んでしまい、庭木やお花に影響が出てしまう可能性もあります。除草剤の注意事項をしっかりと読み、使用する際には慎重に行うのがおすすめです。
連作障害に注意する
お庭に畑を造成した場合、それほど大きなものは作れないことが多いです。狭いスペースで野菜を育てる場合、注意したいのが連作障害です。野菜には、同じ場所で続けて育てると、育ちにくくなるものがあります。
たとえば、 ナス科やウリ科、アブラナ科などは、同じ場所で何度も同じ科のものを作ると、連作障害を起こして育ちにくくなります。特にアブラナ科は、大根やカブ、水菜、白菜、キャベツ、ブロッコリーなど、家庭菜園の人気の野菜がそろっています。
毎年何を植えたかを覚えておき、同じ科の作物を同じ場所で育てないようにローテーションするのがおすすめです。畑を造成する際には、ローテーションすることも考え、ローテーションしやすいように作ると管理が楽です。
畑造成をプロにお任せしたほうが良い場合
畑の造成はDIYでも可能ですが、以下のような場合は、プロに頼むのがおすすめです。
大きな木の伐採・抜根が必要な場合
畑を造成するに当たって庭の木の伐採や抜根が必要な場合は、プロに依頼するのがおすすめです。木の伐採や抜根は、素人が行うと危険を伴うことがあります。プロに頼めば、伐採や抜根後の処理もしてもらえるので安心です。
弊社では、お庭の木の伐採や抜根も承っておりますので、お気軽にご相談下さい!
畑の外周をレンガなどで仕切って綺麗に見せたい場合
畑の外周をレンガなどで区切り、見栄えする家庭菜園にしたい場合は、プロの力を借りるのも1つの手です。プロに任せれば、土の入れ替えなどもすべて行ってもらえるので、すぐに家庭菜園を始めることができます。
弊社では、お庭への畑の造成も承っており、ご希望に合わせて造園工事を行う事ができますので、ぜひご相談下さい!
畑の造成は、プロにお任せしたほうが良い場合もある!
お庭に畑を造成する方法についてお伝えしてきました。
お庭への畑の造成はDIYでも可能ですが、最初はプロにお任せするのも1つの手です。
弊社では、お庭の造成などの各種造園工事を承っておりますので、まずはお気軽にご相談下さい!
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