植物に発生しやすい害虫の被害と対策 - 植木剪定、造園、樹木伐採、草刈り、植栽管理 埼玉県熊谷市 埼玉植木屋本舗

  • 電話
  • メニュー
〒360-0203 埼玉県熊谷市弥藤吾1522-1
受付 24時間 土日祝も対応

植物に発生しやすい害虫の被害と対策

投稿日:2024/09/29 更新日:2024/09/30
植物に発生しやすい害虫の被害と対策

植物には様々な害虫が寄りつき、被害をもたらします。

殺虫剤を散布して駆除するのが一般的な方法ですが、薬剤をむやみに使用するのもよくありません。

害虫によっては食害や養分を吸い取るだけでなく、スス病を誘発したり、モザイク病を媒介したりします。

早期に発見して適切な対策・予防を行うことが大切です。

本記事では、植物に発生しやすい害虫の被害と対策方法をご紹介いたします。

害虫が発生する原因

植物に発生しやすい害虫の被害と対策

植物に被害を与える虫は多種多様にいます。

発生時期も異なるため、まずは寄りつく原因を知ることが大切です。

例えば、一つの場所で同じ植物を育てていると、害虫が増えて養分が減り、連鎖障害を起こしやすくなります。

日当たりが悪いところも害虫を寄せ付ける原因になります。

他にも乾燥している場所、水はけが悪く湿気の多い場所など、特定の環境を好む害虫が寄ってくるため、害虫が寄りつく環境を放置しないようにしましょう。

植物に発生しやすい害虫の被害と対策方法

植物に発生しやすい害虫の被害と対策

アブラムシ

アブラムシは緑色や黒色をした虫で、春と秋に発生します。

若い茎葉や新芽、花に集まり、液汁を吸って植物を弱らせるだけでなく、ウイルスを媒介してモザイク病や軟腐病など多くの病気を誘発する原因にもなります。

アブラムシはほとんどの殺虫剤で退治できる比較的に薬剤に弱い特徴があります。

また、アルミホイルなどの光るものを敷くと寄りつきにくくなります。

カイガラムシ

カイガラムシは枝や幹、葉に寄生して植物を弱らせ、スス病などを引き起こす原因にもなります。

一年中発生する害虫で、ほとんどの花木に発生します。

カイガラムシを見つけたら、なるべく早めにブラシなどで擦り落とすことが大事です。

かたい殻をかぶっている場合は、薬剤が効きにくいため、殻のない5〜9月のよう昼食に専用の殺虫剤を散布して対策しましょう。

日頃から剪定で風通しをよくしておくと効果的です。

アザミウマ

アザミウマはアブラムシと同様に初夏から初秋にかけて発生する体長約2mmの小さな害虫です。

多種多様な植物に寄生し、茶色のシミや白斑が全体に広がり、さらに被害が進むと開花しなくなります。

アザミウマは花粉を好んで食べるためこまめに摘み取ることが大切です。

風通しをよくし、植物に適した薬剤を散布しましょう。

ネキリムシ

ネキリムシはカブラヤガ、タマナヤガなどのヤガ科に属する幼虫の総称です。

5〜10月頃に発生し、一見すると根を切られたように見えるためネキリムシ(根切虫)と呼ばれています。

ネキリムシは地際の茎の根本を食いちぎり株を倒してしまいます。

昼間は土の中に潜伏しているので、株のまわりを掘ると発見できます。

茶色の虫がいたら見つけしだい捕殺することが大切です。

植え付け前にオルトラン粒剤を撒き、発生後は誘殺剤を散布すると効果的です。

ナメクジ・カタツムリ

3〜11月頃に発生し、湿った場所を好み、昼間は物陰に隠れ、夜間に若葉やつぼみなどを食害します。

ナメクジやカタツムリは、不規則な食い跡や這った跡が白い粘液として残るのが特徴です。

見つけて捕殺するのが最も効果的な対策です。

誘引方法には、ペレットなどの誘引剤、ビール、米のとぎ汁などを夜間に置いておくと引きつけることができます。

センチュウ

センチュウ(線虫)はネマトーダとも呼ばれ、線形で細長い体型をした虫です。

微細な虫なので肉眼では見えません。

根の組織内に入り込み、養分を吸収してしまいます。

春から秋にかけて発生し、対策では、すでにセンチュウが発生した株は焼却、土やコンテナは消毒して被害が広がるのを防ぎましょう。

肉眼では見えない虫なので、植え付け前に予防することが大切です。

植え付け前に予防散布を撒くのが確実です。

ヨトウムシ

夜盗虫と書いてヨトウムシです。

チョウやガの幼虫を指す総称でして、春と秋に発生し、夜に葉を食害します。

成虫が卵を産みつけるため、予防は難しいですが、産卵の形跡が見られたら早めに処分をしましょう。

幼虫のうちは昼間でも葉裏に潜んで食害するため、早期に殺虫剤を散布しておくと効果的です。

ハダニ

3〜10月頃に発生し、葉裏につく小さな虫です。

肉眼では見えにくく、初期は白い斑点くらいですが、吸汁が進むと葉が色褪せて成長が止まる症状が出ることもあります。

専用の殺ダニ剤を散布して早期に防除することが大切です。

高温、多湿を好みますので、夏の時期やベランダでのコンテナ栽培は注意してください。

風通しをよくし、潜んでいる葉裏にときどき水を強くかけて対策しましょう。

放置せずに適切な対処と予防が大事です!

植物に発生しやすい害虫の被害と対策

ここまで植物に発生する害虫の被害と対策方法についてお伝えしてきました。

害虫対策はなによりも発生した時に放置してしまわないことが大切です。

害虫の特徴を知り、適切な対処方法と予防を行なって大切な植物を守りましょう。

 

植物にかかる病気の予防と対策についてはこちらの記事でご紹介しております。

 

植物にかかる病気の予防と対策を解説!

埼玉植木屋本舗ではお庭のどんな小さなお困りごともご相談をお待ちしております。

20年以上の経歴を持つ職人が在籍している植木屋ですので、お客様の将来のことも見据えてお手入れ方法など解決方法をご提案いたします!

無料出張見積もりも行なっておりますので、お気軽にご相談ください!

当店の強み

“mu”

埼玉の造園工事・外構工事なら【埼玉植木屋本舗】