剪定で木を枯らさないために|原因・切り口の処置・花つきをよくする方法を解説
こんにちは!
埼玉県を拠点に植栽管理、外構工事、造園工事などを行っている埼玉植木屋本舗です。
庭木の剪定は樹木の健康を維持し、美しい樹形や豊かな花つきを実現するための大切な作業です。
しかし、「剪定したら木が枯れてしまった」「花が咲かなくなった」といったお悩みのご相談を多くいただきます。
せっかく大切な庭木をお手入れしたのに、後悔する事態になってしまったら大変です。
樹木の剪定は、樹種の特性や花芽のつき方、剪定の適期をしっかりと理解していることが大切です。
本記事では、剪定によって木が枯れてしまったり、花がつかなくなってしまったりする原因と、その処置方法についてお話しさせていただきます!
目次
強剪定・時期はずれの剪定が枯れる原因|適期に段階的に行うのが基本

原因① 強すぎる剪定による根とのバランス崩壊
木は非常に強い植物です。
しかし、一度に大量の枝葉を切り取る「強剪定」を行ってしまうと、土中の根と地上の枝葉のバランスが崩れ、木が水分や養分を運びきれなくなって枯れることがあります。
このような場合は、切り落とした枝葉の量に見合うように、根も合わせて整理する処置が必要になります。
強剪定を行う際は、必ず段階的に進めるか、専門家にご相談ください。
原因② 不適切な時期の剪定
樹木にはそれぞれ剪定の適期があります。
時期を誤ると、木にとって大きなダメージとなります。
| 樹木の種類 | 適切な剪定時期 | 避けるべき時期と理由 |
| 常緑樹 | 常緑樹春〜初夏(成長期前後) | 冬:活動中のため負担が大きい |
| 落葉樹 | 冬(休眠期) | 春〜夏:樹液が流出し木が弱る |
「いつ剪定すればよいかわからない」という場合は、ぜひ一度ご相談ください。
樹種に合わせた最適な時期をご提案いたします。
剪定後の切り口からの侵入|癒合剤を塗布して腐敗を防ぐ
剪定後の切り口は、できるだけ速やかに保護することが重要です。
切り口が露出したままでは、雨などを通じて病原菌や腐敗菌が侵入し、枝が枯れ込む原因になります。
切り口の保護には、殺菌成分が配合された木専用のペースト状癒合剤の使用します。
塗り方のポイントは以下の通りです。
・太い枝の切り口は、切り残しをしっかり削り落としてから塗布する
・切り口の中心から外側の周縁部まで、塗り残しなく均一に塗る
・特にサクラは切り口が枯れやすい樹種のため、必ず処置を行う
木工用接着剤での代用も可能
庭木の本数が少ない場合や、木が若くて剪定箇所が少ない場合は、木工用接着剤での代用も有効です。
ただし、殺菌効果はありませんので、枯れ込みやすい樹種には正規の癒合剤をお使いください。
「サクラ切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉があるほど、サクラは切り口の管理が繊細です。
剪定後の処置を怠ると、そこから木全体へ枯れが広がるケースもありますので、必ず癒合剤をご使用ください。
花芽のついた枝を誤って切除|花芽分化の時期を把握して剪定する

「剪定したのに花が咲かない……」
これは剪定のご相談の中でも特に多いお悩みです。
原因のほとんどは、花芽のついた枝を誤って切り落としてしまうことにあります。
花芽分化の仕組みを知ることが重要です。
植物の枝の芽は、気温や日照時間などの環境変化をきっかけに花芽分化を行い、徐々に花芽を形成していきます。
この花芽の形成時期と位置を理解せずに剪定すると、花芽ごと切り落としてしまうのです。
花芽のつき方には、大きく分けると「旧枝咲き」と「新枝咲き」の2種類あります。
| 種類 | 花芽がつく場所 | 花芽分化の時期 | 開花時期 | 剪定の時期 |
| 旧枝咲き | 前年に伸びた枝 | 7〜8月 | 翌春〜初夏 | 開花直後(早め) |
| 新枝咲き | 今年伸びた枝 | 当年 | 夏〜秋 | 冬の休眠期 |
それぞれの特性に合わせた時期に剪定することで、花芽を傷つけずに済みます。
花つきが悪い原因は剪定方法にあり|花芽をつける枝を意図的に残す

花をたくさん咲かせるためには、花芽がつきやすい枝を意図的に残す剪定が必要です。
例えばウメは短い枝(短枝)に花芽がつく性質があります。
そのため、短枝を残しながら以下の手順で剪定します。
1:3月・花の後、芽吹き前に絡み合っている太い枝をノコギリで間引く
2:同時期に徒長枝(ぐんぐん伸びる不要な長い枝)を基部の数芽を残してハサミで切り戻す
3:6月ごろ(実がつく時期)春以降に伸びてきた徒長枝を再度切り戻す
実ウメを育てている場合は、果実の収穫後、冬に軽く透かす程度の剪定にとどめます。
樹種によって枝のどの位置に花芽をつけるかが違います。
枝の先端にだけ花芽をつけるもの、枝の上部に花をつけるもの、枝の先端から基部にまで花芽をつけるものなど様々です。
花芽をつける時期も違いますから、これらの花芽のつき方や時期をしっかりと把握し、花つきがよくなるように剪定を行うことが大切です。
庭木・花木の剪定については以下の記事もぜひご参考にしてください!
まとめ|お庭の樹木のお手入れなら埼玉植木屋本舗にお任せください!

剪定は、樹種の特性・花芽のつき方・適切な時期の3つを正しく理解することが成功のポイントです。
誤った剪定は大切な木を弱らせ、場合によっては枯死につながります。
「この木はいつ剪定すればいい?」「切り口の処置はどうすれば?」など、剪定に関するお悩みがもしありましたら、ご自身だけでなんとかしようとするのではなく、ぜひ当店にご相談ください。
お客様の大切な庭木を長く美しく保つために、当店がサポートをいたします。
埼玉植木屋本舗では出張見積もりを無料で実施しております。
庭木一本から対応しておりますので、なにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!
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