アオダモ・シマトネリコ|シンボルツリー選びを植木専門店が解説
こんにちは!
埼玉県を拠点に植栽管理、外構工事、造園工事などを行っている埼玉植木屋本舗です。
家の顔となるシンボルツリーは、一度植えたら長いお付き合いになります。なかでもアオダモとシマトネリコは、涼やかな樹形で、私たち植木屋にもご相談の多い人気の二本です。ただ、成長の早さも落葉の仕方も剪定の手間も、じつは大きく違います。
この記事では、植栽管理から伐採・伐根まで、現場で見てきた植木専門店の視点から、アオダモとシマトネリコについて特徴から植栽管理、伐採・伐根までわかりやすく解説します。
シンボルツリーの効果

シンボルツリーは、住まいの表情を豊かにし、暮らしの質を高める様々な効果をもたらします。
最大の特徴は、建物の外観を引き締め、街並みになじむ美しい景観をつくり出すデザイン性です。
また、季節の移ろいを感じられる葉や花が日常生活に彩りと癒やしを与えてくれます。
機能面でも優れており、道路や隣家からの視線を自然に遮る目隠しや夏の直射日光を和らげる日よけ・温度調節の役割を担います。
家族の成長とともに育つシンボルツリーは、愛着や記念としての価値も生み出します。
シマトネリコの特徴

常緑で明るい葉姿
モクセイ科トネリコ属の常緑広葉樹です。
小さな葉が密に茂り、一年中爽やかな緑を保ちます。
洋風やモダンな外構とよく調和します。
葉が風に揺れる様子は涼しげで、お庭全体を明るい印象にしてくれます。
成長が非常に早い
最大の特徴は成長の早さです。
2mほどの苗木でも2年ほどで3mを超えることがあります。
放置すれば10m以上の大木になります。
植栽する場所の広さや高さの余裕を事前に確認しておくことが大切です。
根の広がりにも注意
根は浅く広く伸び、5m以上に達する例もあります。
このような特徴があるため、配管や基礎の近くへの植栽は、避けるのが賢明です。
植栽位置を誤るとのちの伐採や伐根で想定以上の手間がかかります。
シマトネリコとアオダモの違い

葉の性質
シマトネリコとアオダモはどちらもモクセイ科トネリコ属で、小さな葉が集まった形状の涼しげな葉を持ちます。
ただし、常緑樹と落葉樹という違いがあります。
シマトネリコは常緑樹でして、緑の葉を一年中蓄えています。
ただし、まったく葉が落ちないわけではなく、一定の掃除が必要です。
対してアオダモは落葉樹です。
秋になると葉が色づき、冬にはすべての葉を落とします。
成長速度と価格
アオダモは成長がゆるやかで、樹形が乱れにくい木です。
育成に時間がかかるため、苗木の価格は高めになります。
初期費用は高めですが、その後の維持管理の手間は少なく済みます。
雰囲気の違い
アオダモは繊細な枝と斑入りの幹が魅力で、雑木風や和風の庭に向きます。
春には白い小花も咲きます。
一方、シマトネリコはツヤのある葉が光を反射し、明るく爽やかな印象を与えます。
樹高は同じでも育ち方が違う
どちらも最大10m以上になる高木です。
ただし、アオダモは年月をかけて大きくなるため、剪定で高さを調整しやすい木です。
シマトネリコとアオダモはどちらがおすすめ?

道路や隣家の視線が気になるなら、冬も葉が残るシマトネリコが向いています。
年間を通して目隠しになるためです。
ただし、年2回ほどの剪定は必要です。
茂らせすぎず、向こうがうっすら透ける程度に整えると長くきれいに保てます。
手入れの手間を抑えたいならアオダモがおすすめです。
成長がゆるやかで、剪定の回数も少なく済みます。
縦にすっと伸びるため、狭いアプローチ脇でも圧迫感が出にくい木です。
冬は葉が落ちますが、繊細な枝ぶりを眺められます。
シマトネリコの植栽管理

剪定の時期と方法
剪定の適期は3〜4月と10〜11月です。
主幹の先端を切る「芯止め」で高さを抑えます。
込み合った枝は付け根から間引き、風通しを保ちましょう。
脚立が必要な高さになる前に早めに手入れすることをおすすめします。
芯止めについてはこちらの「高くなりすぎた木は芯止めをご検討ください!」をご覧ください。
伐採・伐根の注意点
シマトネリコは生育力が非常に旺盛で根も深く張りやすい特徴があります。
根が広範囲に伸びると周囲の配管(水道管やガス管)、ブロック塀の基礎、アプローチのコンクリートなどに干渉する場合があります。
もし伐採や伐根を実施する場合は、手に負えなくなる前に早めに植木専門店に相談することをおすすめします。
伐採と伐根についてはこちらの「庭木をなくしたいけど、伐採と伐根のどちらを選べばいい?」をご覧ください。
病害虫の対策
新芽にはハマキムシ、風通しが悪いとカイガラムシが発生します。
早期発見が被害を抑えるポイントです。
葉裏や枝の付け根を定期的に確認し、異変があれば早めに対処しましょう。
植物に発生しやすい害虫被害についてはこちらの「植物に発生しやすい害虫の被害と対策」をご覧ください。
アオダモの植栽管理

剪定の時期と方法
剪定の適期は、葉が落ちた冬(休眠期 12月〜2月)です。
軽く枝を整える程度で十分なので、強く切りすぎないようにしましょう。
強い剪定は木を弱らせる原因になります。
切り口が大きいと傷みやすいため、細めの枝を中心に整えるのがコツです。
新緑〜夏場に枝が伸びすぎたり、混み合っていたりしたら補助的に軽めの剪定で手入れします。
伐採・伐根の注意点
アオダモはゆっくり育つので大きくなりすぎて伐採という例はあまり多くありません。
ただし、一つの株から複数の幹が伸びる株立ちが多いため、根の広がりには注意が必要です。
配管や舗装材、外構ブロック付近は、根を強引に掘り起こすと構造物を傷めてしまうリスクがあります。
無理に引っ張らずに根切りバサミなどで分断しながら作業することが大切です。
また、枯れてしまった木は倒れる恐れがあります。
シロアリを寄せ付ける要因にもなりますので、早めの伐採をおすすめします。
病害虫の対策
気をつけたいのは、幹を食い荒らすカミキリムシの幼虫です。
根元におがくず状の粉が落ちていたり、溜まっていたりする場合は、カミキリムシの幼虫がいる可能性が高いです。
外から気づきにくいので、日頃から株元を点検しておくことをおすすめします。
乾燥にも弱いため、植えて数年は夏の水切れに注意し、株元をウッドチップで覆って地温の上昇を抑えましょう。
まとめ|シンボルツリーの植え付けや剪定などのお手入れなら埼玉植木屋本舗にお任せください!

アオダモとシマトネリコは、同じトネリコ属でも性格がまるで違います。
目隠しを重視するなら常緑のシマトネリコ、手入れの負担を抑えて四季を楽しむならアオダモがおすすめです。
どちらを選ぶ場合も植えたあとの剪定や将来の伐採・伐根まで見据えて選ぶことが大切です。
樹種選びや管理でお悩みの際は、ぜひ埼玉植木屋本舗にお任せください。
お客様にご満足していただける最良なご提案をさせていただきます!
埼玉植木屋本舗についてはこちらの「当店の強み」をご覧ください。
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