お庭が日陰でも大丈夫?シェードガーデンって?
シェードガーデンという言葉をご存知でしょうか?
シェードガーデンというのは、日当たりの良くない庭に、日陰でも育つ植物を植えて作るお庭のことです。
お庭の日当たりが悪いからといって、庭造りを諦めていませんか?
この記事では、シェードガーデンの作り方や注意点、おすすめの植物などについて詳しくご紹介します。
プロに頼んだ場合の料金相場についてもご紹介するので、最後まで記事をチェックしてくださいね!
目次
シェードガーデンって?
シェードガーデンは、日陰もしくは半日陰状態の場所に作る庭(ガーデン)のことです。
通常、ガーデンと呼ばれるものは、日当たりの良い場所に作ります。
そうでなければ、花や木を植えても元気には育たず、思うような庭造りができないからです。
シェードガーデンは、日陰や半日陰でも育つ植物を植え、ガーデンを作る方法です。
お庭が日陰や半日陰で諦めていたお家でも、シェードガーデンなら素敵なお庭を作ることができます。
弊社では、シェードガーデンの造園のご相談も承っておりますので、お気軽にご相談下さい!
シェードガーデンを作る際の注意点
シェードガーデンを作る際には、どのような点に気をつければ良いのかについても見ていきましょう。
シェードガーデンを作る際の注意点は、以下の通りです。
それぞれの植物に合った場所に植える
日陰でもよく育つ植物は陰生植物と呼ばれ、半日陰でよく育つ植物は半陰性植物と呼ばれます。
陰生植物は、直射日光に当たりすぎると枯れてしまう可能性もあるので、直射日光がなるべく当たらない場所に植えるのがおすすめです。
半陰生植物は、陽生植物ほど太陽の光を必要とはしないものの、ある程度の日光が必要です。
具体的には木漏れ日程度の太陽の光が当たれば大丈夫です。
直射日光は、1日に3〜4時間程度当たるのが理想的です。
一日の日の当たり方を確認する
お庭は一日の中で日の当たり方が変わります。
もっと細かく言うと、季節によっても日の当たり方が変わってきます。
季節による日の当たり方まで調べるのは大変なので、シェードガーデンを作る際には、お庭の一日の日の当たり方を調べておきましょう。
日の当たり方によって、陰性・半陰性の植物を植え分ければ大丈夫です。
湿気対策をしておく
湿度があまりにも高い土地の場合は、シェードガーデンを作る前に湿気対策をしておくのがおすすめです。
湿気対策が必要なのは、湿気が多く排水性が悪い土地の場合です。
あまりにも多湿な場合は、どのような植物を植えても根枯れを起こしたり、害虫に枯らされてしまう可能性があります。
湿気対策には、土壌改良がおすすめです。
土壌改良をするには、砂と鹿沼土を混ぜればOKです。
土壌改良が難しい粘土質の土の場合は、植物を植えている場所以外の土の上にレンガを置いたり、石や砂利を敷くのも良いでしょう。
弊社では、お庭に砂利を敷くなどの作業も可能ですので、お気軽にご相談下さい。
シェードガーデンの作り方
シェードガーデンの作り方について見ていきましょう。
シェードガーデン作りは、以下の手順で行うことができます。
1)庭の日当たりの状態を確認する
まずは、お庭の日当たりの状態について確認しましょう。
できれば1年を通しての日当たりを確認するのがおすすめです。
日の当たり方を簡単な図にしておくと、デザインが決めやすいでしょう。
2)シェードガーデンのデザインを考える
日当たりを確認したら、シェードガーデンのデザインを考えましょう。
植物を植える場所、通り道にする場所、高低差を付ける場所、鉢植えを置く場所など具体的に考えてみて下さい。
3)植える植物を決める
デザインが決定したら、具体的に植える植物を決めましょう。
あらかじめ調査しておいた日当たりの状況に合わせて、植える陰生植物・半陰生植物を決めます。
さらに、どこにどの植物を植えるかについても決めておきましょう。
4)あらかじめ決めておいた場所に植物を植える
植える植物を決めたら、それぞれの場所に植物を植えていきましょう。
植えた後は、しっかりとお水をあげるのも忘れずに。
シェードガーデンにぴったりの植物
シェードガーデンにぴったりの植物について見ていきましょう。
半陰性・陰性ごとに、シェードガーデンにおすすめの植物を紹介します。
シェードガーデンにおすすめの陰性植物
- ディエルヴィラ
- コルヌス
- あじさい
- クリスマスローズ
- アオキ
- アキメネス
- アシュガ
- アスチルベ
- イワタバコ
- ウチョウラン
- ツバキ
- トレニア
- ナンテン
シェードガーデンにおすすめの半陰生植物
- アベリア
- ノリウツギ
- ヒメウツギ
- ワイゲラ
- シモツケ
- リキュウバイ
- クロバナロウバイ
- ミント
- レモンバーム
- ベルガモット
- アイビー
- ヤマブキ
- ユリ
- ハツユキカズラ
- ヒイラギ
- シモバシラ
- シャクナゲ
- シュウカイドウ
ハーブには陰性・半陰生植物も多いので、シェードガーデンの一角にハーブばかりを集めた場所を作るのもおすすめです。
また、花や木だけではなく、野菜にも陰性・半陰性があります。
シェードガーデンの一角に家庭菜園を作り、陰性・半陰性の野菜を育てるのも良いでしょう。
お庭に畑を造成する方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
シェードガーデン作りをプロに頼んだ場合の相場は?
シェードガーデンをプロに頼んだ場合の相場料金についても見ていきましょう。
シェードガーデンをプロに頼んだ場合の相場料金は、㎡あたり1万円〜2万円となっています。
つまり、10㎡ぐらいの広さのお庭の場合は、10万円〜20万円となります。
この金額でどこまでしてもらえるかは、業者によって異なります。
また、お庭の状態によっても、料金は変わってくるでしょう。
まずは見積もりをとってみるのがおすすめです。
弊社では、埼玉県内なら無料で出張見積もりをさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい!
お庭が日陰でもシェードガーデンなら大丈夫!
シェードガーデンについてご紹介してきました。
シェードガーデンは、日陰や半日陰でも育つ植物を植えたお庭のことで、日当たりが良くないお庭でも素敵なガーデンを作ることができます。
日陰や半日陰で育つ植物は、木や花、ハーブなど、意外と多いです。
日当たりが悪いと諦めていたお庭も、シェードガーデンにして癒やしの空間を作りませんか?
弊社では、シェードガーデン作りのお手伝いもできますので、フリーダイヤルの電話かお問い合わせフォームからお気軽にご相談下さい!
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