樹木の剪定はいつがベスト?樹木の種類ごとの剪定時期や素人でもできるかを調査!
樹木の剪定にベストな時期はあるのでしょうか?
また、樹木は種類によって剪定時期が異なるのでしょうか?
この記事では、樹木の剪定時期について詳しく調査しました。
樹木の剪定が素人にもできるかについても調べてみましたので、最後まで記事をチェックしてください!
目次
樹木の剪定に良い時期は?
まずは剪定の時期について見ていきましょう。
剪定を行うのにベストな時期は、樹木の種類によっても異なりますが、冬と夏と言われています。
冬の剪定は、春に備えて大がかりな剪定が行われます。特に果樹は冬に剪定を行うものが多いです。
夏には大がかりな剪定は行いませんが、ぐんぐん伸びた枝を整えるような軽い剪定が行われます。
冬と夏に行われる剪定について、さらに詳しく見ていきましょう。
冬季剪定は基本剪定を行う
冬に行う剪定は冬季剪定と呼ばれ、冬季剪定では、基本剪定を行います。
基本剪定というのは、多くの人が理解している剪定のことで、不要な枝などを大胆にバッサリと切っていく剪定です。
庭木の形を美しく整えるのは、この基本剪定で行います。
成長しすぎた樹木は小さくなるように整え、見た目に圧迫感がないようにします。
基本剪定を行うことで、庭が明るくなり、全体的に整ったイメージになります。
基本剪定を行うのは基本的に冬ですが、樹木によっては3月や4月に行う事もあります。
夏季剪定は軽剪定を行う
夏季に行う剪定は、軽剪定と呼ばれる剪定です。
軽剪定は、基本剪定とは違って、軽く整える程度の剪定です。
夏の日差しを浴びて伸びすぎてしまった部分だけを切るようなイメージです。
また、花を咲かせた後の枝なども、切って整えていきます。
軽剪定を行う事によって、樹形を整えるとともに、風通しも良くします。
夏季に軽剪定を行わずに放っておくと、木は伸び放題になって、害虫などが発生する原因にもなってしまいます。
樹木の種類別の剪定時期
樹木の剪定時期は、種類ごとにも異なります。樹木の種類ごとの剪定時期について、以下にまとめました。
常緑針葉樹
常緑針葉樹の場合は、剪定は3月~4月に行うのがベストです。
3〜4月に基本剪定を行い、9月〜10月に軽剪定を行いましょう。
基本剪定は寒い時期に行うこともできますが、3〜4月には新芽が動き始めるので、この頃に行った方が樹木のバランスが良くなることが多いです。
一般のお庭にある常緑針葉樹としては、マツ、マキ、スギ、ゴールドクレスト、コニファー類などがあります。
常緑広葉樹
常緑広葉樹の剪定時期は、3月〜4月下旬、もしくは5月下旬〜6月に行うのがベストです。
また、軽剪定は、8月〜10月に行いましょう。
常緑広葉樹は寒さに弱い種類の樹木なので、冬に剪定するのはよくありません。
新芽が出る前、もしくは新葉が落ち着いた頃に基本剪定を行うのがおすすめです。
お庭によくある常緑広葉樹は、サザンカ、椿、キンモクセイ、カシ、サツキ、オリーブ、シマトネリコなどです。
落葉広葉樹
最後に、落葉広葉樹の剪定時時についても見ていきましょう。
落葉広葉樹の基本剪定を行うのにおすすめな時期は、12月〜2月です。また、軽剪定を行うのにおすすめの時期は、3月、6月、9月〜10月です。
落葉広葉樹の剪定は、葉がすべて落ちてからのほうがやりやすいです。また、樹木の活動が活発になる4月〜8月は、軽剪定でも木がダメージを受けてしまうので、剪定はせず、そっとしておくのがおすすめです。
お庭によく見られる落葉広葉樹の種類は、アオダモ、ヤマボウシ、カシ、ハナミズキ、アオハダなどです。
樹木の剪定は素人でもできる?
樹木の剪定は、素人でもできるのでしょうか?
結論から言うと、樹木の種類や大きさによっては、素人でも可能です。
ただ、脚立などを使って剪定を行わなければならないほど高い木の場合は、専門の業者に頼むのが安心です。
また、シンボルツリーに手を加えたい場合も、プロに頼むのがおすすめです。
弊社では、お庭の木1本からでも対応しますので、遠慮なくお申し付けください。
樹木の剪定にベストな時期は冬と夏
樹木の剪定の時期について紹介してきました。
庭木などに用いられる主な樹木の剪定時期は、冬と夏です。
ただ、樹木の種類によっては、春や秋に剪定を行うものもあります。
また、冬季には基本剪定を行い、夏季には軽剪定を行うなど、剪定の種類が違うのもポイント。
樹木の剪定は素人でも可能ですが、脚立を使用しないといけないような高所の場合は、専門の業者に依頼しましょう。
弊社では、樹木1本からでも剪定の見積もりを出させていただきます。
また公式サイトに掲載されていないようなご相談や自分では手入れが難しいというご相談でも、お気軽にメールフォームからご連絡ください。
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